A.C.T.xA.F.P. スエードツギハギサークルポーチが出来るまで

今回は今受注中のA.C.T.xA.F.P.スエードツギハギサークルポーチが出来たきっかけを書きます。
話は遡る事数年前。。。
オイルコーティングジャケットをUPCYCLEしてアートバッグに創り変える展示「STAY RAD」がきっかけで生まれた生地がある。
鞄を創る際に余る小さな生地のハギレ。これを再利用できないかと。
そこで出来たのがオイルコーティングで出来たツギハギ生地!!最初にリリースしたのはA.C.T.定番のミニウォレット
ミニウォレットを創って、その後もいろんなアイテム構想を練る毎日。
生地をツギハギ状につなぎ合わせることは想像以上にすごい仕事量で手間のかかる作業。これを良い形でどうアイテムに落とし込めるか。
そんなこんなで運命の日はやってきます。たまたまアメリカ村でシガさんとバッタリ会ったとき、シガさんの腰回り付けているバンダリアンに目がいきます。そういやシガさんがいつも腰回りに付けているのめちゃくちゃカッコいいなと思いながら、シガさんと別れた後もそのバンダリアンが頭から離れません。
作業場に戻って、ふと生地のまま置いていたオイルのツギハギ生地に目が行きます。
あっ!と思い、良い予感が頭をよぎります。
このツギハギ生地でさっきシガさんが付けているようなバンダリアンを作ったら絶対カッコいいものができるなと。
半ば確信に近い気持ちでシガさんに連絡します。「ええんちゃうん」の一言。最初の1号が出来上がります。
その後もハギレでツギハギバンダリアンを作りながら、ある日またひらめきます。
これでサークルポーチ作ったらどうだろうと。
シガさんに打診すると「ええんちゃう、ええの出来そう」との答え。早速生地を作ってシガさんに渡します。
数日してシガさんが出来たでーと店に持ってきてくれる。狙いどおりの仕上がり。

その後、ファスナーをボールZIPにしたり細かなところを修正してやっとリリースできたのだが、
最初はオイル生地のハギレが沢山取れず、自社の通販サイトでしか販売できなかった。
それからまた数年の月日が流れ、チャンスが巡ってくる。今回はスエードのハギレだ。
今回も裁断後に出てくる小さなハギレ、A.C.T.初となる本革スエード。表生地はもちろん、今まで以上に裏地に使う生地にも強度を加え、
ナスカンを繋いでいるテープにもスエードを張り付け、今までとは違う全体的にタフでシッカリした作りになっている。
ファストファッションや飽食大国、無駄なまでにモノが作られ、簡単にモノが捨てられていく世の中への極端なアンチテーゼではないのだが、極力そういった事を減らしていければと思いモノ創りをしている。さらに動物からとれる革というモノへの感謝の気持ちは忘れたくない。作者は特にベジタリアンやビーガンではないので悪しからず。
ただツギハギ生地を作るのはかなり時間のかかる作業なので作る数が増える分、今から納期内に作れるのかドキドキしている。
さらには今回のスエードバージョン用に書き下ろしたコラボロゴの付属袋(ハンドメイド)も作りました。
大阪のWHEVショップには現物サンプルも置いているのでぜひ手に取ってみてほしいです。

WAXED FLIP OVER BUM BAG 秘話

久々に今回は自分も愛用しているアイテムの話をしたいと思います。
今、プレオーダー中の「WAXED FLIP OVER BUM BAG」について。

WAXED FLIP OVER BUM BAG
このアイテムが出来たきっかけは5年前に開催したアートバッグ展に遡る。
5年前に展示はしたものの構想は実は15年前からあった。(笑)

「STAY RAD」と言うタイトルで開催したその展示。自分の中では「カッコいいままで」とか「カッコよくあり続ける」みたいな思いが込められた展示だった。全て中古の誰も着ない捨てられていく様なワックスジャケットを復活させると言うテーマで物創りをした。
”UPCYCLE”。
今ではよく耳にするようになったが当時の日本ではまだ浸透していない言葉だった。
リサイクルの様な素材を再利用して同等の物を作るのではなく、またリメイクのようなある物を掛け合わせるものでもない。
UPCYCLEは捨てられていくようなモノをより良い物に生まれ変わらせる事を指す言葉だ。
展示中、来場してくれた欧米人にお前のやっている事はまさにUPCYCLEだと言われた事を鮮明に覚えている。

 

その展示では20個くらいのアートバッグを創ったのだが、その時作った鞄の中に、全てを裏返したような仕様の鞄があった。
ワックスジャケットはBARBOURやBELSTAFFが代表格だがどれも裏地にタータンチェックの生地を使っている物が多い。
本来裏地に使うそのチェック生地を表生地に持って来て、ファスナーもミミの部分は本来なら隠れる部分をむき出しにし、フチ処理テープも丸見え。まさに鞄を裏返したような作りにした。

WAXED FLIP OVER BUM BAG
その鞄が基となり今回のWAXED FLIP OVER BAGが出来たのである。

WAXED FLIP OVER BUM BAG

本仕様は表生地は先ほども紹介したBARBOURやBELSTAFFにも使われるイギリス生まれの生地、イギリスから直輸入したワックスコットン(オイルドコットン)その物を使っている。

WAXED FLIP OVER BUM BAG
裏地にはリサイクルウールブランケット。コレはリーバイスやワークウエアブランドのジャケットの裏地によく見る生地だ。

WAXED FLIP OVER BUM BAG
金具には金属製のNifcoバックルを使い重量感と丈夫さを出している。Dカンを引っ張ると簡単にショルダーの長さ調節が出来る仕様にしている。

WAXED FLIP OVER BUM BAG
サイドに付いたDカンにはキーホルダーやカラビナ等で鍵等を付ける事も出来る。

WAXED FLIP OVER BUM BAG
中には大きめの仕切りポケットが付いていてスマホ、財布、鍵、クージー、たばこ等荷物を分けて収納できる便利さ。

WAXED FLIP OVER BUM BAG
ワッペンはフェルト素材に刺繍。ブラック、ネイビー、オリーブとあるがオリーブはハンドメイドならではでフェルトの下地を1つ1つを手染めしている。

WAXED FLIP OVER BUM BAG
更には配色にも拘った。ワックスコットンを使ったアイテムはほとんどの物が茶色や深緑の様なアースカラー。自然にある色の配色ばかり。ビビットなオレンジやブルーの様な配色を組み合わせた物は見たことが無かった。勿論、創っては壊しの繰り返しで最初はうまくいかなかったが、ブラックxブラック以外はオリーブ×オレンジ、ネイビー×ブル-共に手前味噌だがコレだと言う配色が出来上ったと思う。

WAXED FLIP OVER BUM BAG
またウエストに着けるとパンスク定番アイテム、尻当てのようなビジュアルになるのも面白い。

WAXED FLIP OVER BUM BAG
「WAXED FLIP OVER BUM BAG」の受注期間は2024/12/23(月)~2025/1/7(火)まで。

ACT 2024 SUMMER オーダー開始!!

こんにちは。メガネです。
ここ最近ブログの頻度が高いですね。
良い事です!

今回紹介するのは、5月27日より立ち上がるACT 2024 SUMMERのアイテムです。

LOOKBOOKと共に各アイテムを見ていきたいと思います。

まず、紹介するアイテムは、2024 SUMMERのメインアイテムかなと思う
D.S.T. ショートパンツ[ACT] 』です。

LOOKBOOKでもメインイメージです。

ACT 2024 SUMMER - LOOKBOOK ACT 2024 SUMMER - LOOKBOOK

ACT 2024 SUMMER - LOOKBOOK ACT 2024 SUMMER - LOOKBOOK

某バンドを訪仏させるグラフィックを使った
インクジェットプリントされた生地で
日本の職人により作られたMADE IN JAPAN。

次のアイテムは、バッグ類。
D.S.T. バムバッグ[ACT]』と『D.S.T. 巾着[ACT]

ACT 2024 SUMMER - LOOKBOOK ACT 2024 SUMMER - LOOKBOOK

ACT 2024 SUMMER - LOOKBOOK ACT 2024 SUMMER - LOOKBOOK

ACT 2024 SUMMER - LOOKBOOK

シルク印刷された11号帆布という薄すぎず厚すぎない生地で出来たバッグは
自分も愛用しており、1年中重宝します。

自分は巾着を使ってますが自分色にカギを着けれるように紐に丸カンを付けたり、
肩部分の紐を太い物に買えたりする事で自分の使い勝手の良い様に改造して使ってます。

今回モデルを務めたNARI君は、D.S.T. バムバッグを私物として
無カスタムで今日着用しているのを確認しました。

勿論、無カスタムもで◎
自分の使いやすいようにアレンジしても◎
ご自身の使い勝手で良いアイテムかと思います。

次は、これからの時期必須の『D.S.T. Tシャツ [ACT] 』

ACT 2024 SUMMER - LOOKBOOK ACT 2024 SUMMER - LOOKBOOK

ACT 2024 SUMMER - LOOKBOOK ACT 2024 SUMMER - LOOKBOOK

最後の写真、大阪の名物スポット-京橋バンクでのレイバック。
流石だぜNARI!!

個人的には、大阪の先人スケーターが極上のトリックをきめてきた京橋バンクでの
このビジュアルは、先人へのリスペクトだろうと推測できる。

Tシャツの説明に戻り、スケート云々も良いが、
このTシャツのメッセージにも注目してもらいたい。

そして最後に『D.S.T. クージー [ACT]

ACT 2024 SUMMER - LOOKBOOK ACT 2024 SUMMER - LOOKBOOK

言わずもがな、これからの季節にマストなアイテム。

スケートにフェスにBBQに!

オーダーお待ちしてます!

ACTのブランドINSTAGRAM

▼ACT 2022 SUMMERのITEM一覧へ
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ACT PRESENTS feat NAMALi『DESTROY STEREOTYPE』at 橋の下舎(愛知 豊田)

ACT-DESTROY-STEREOTYPE IN TOYOTA ACT-DESTROY-STEREOTYPE IN TOYOTA

遂に今回でツアーファイナルを迎えるA.C.T.プレゼンツ『DESTROY STEREOTYPE』。

日本各地に向かいワークショップをしたりポップアップショップをしたりするこの企画.。

最終地はあの『TURTLE ISLAND』や『橋の下世界音楽祭』でも有名な愛知は豊田で開催します。今回の目玉はなんといってもTURTLE ISLANDや橋の下世界音楽祭のフロントマン、永山 愛樹氏とのコラボ企画。彼の運営するNAMALiとのコラボデザインでのワークショップも出来るとの豪華企画。

7/15(Sat)-7/16(Sun)は豊田に行くししかないでしょう!!!

 

 

 

 

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