『DIY ボーダー・クロシェタム』 text by MEGANE

 

今回はWHEVとして内部のブランド以外のブランドさんとのコラボは初、
ハンドメイドでニット系のアイテムを作るSAYOYON GALLERYさんと
コラボ帽子が出来上がったストーリーをお話ししたい。

『SAYOYON GALLERY』

ただ、良い物を作っている業者さん(=SAYOYON GALLERY)に制作をお願いしたという
事ではない。

SAYOYON GALLERYを営む彼女サヨとはもう約１５年来の友達。
人間性は勿論、プロとしてのニットの知識、キャリアに信頼がある。

そんな彼女が作り出すタムやハットを自分(メガネ)は愛用している。

数年前にサヨがプロとして培ったスキルを活かして、帽子を作り出した。
やり出した直ぐからかなりいいので気になっていたが、女性的なイメージの
アイテムが多く手が出しにくい雰囲気と、メガネ自身頭がデカすぎるのでサイズが
合わないであろうと半分諦めていた。

とある日、サヨとたまたま会った時に、
「作ってる帽子めっちゃいいな。」
「ほしいけど、俺頭でかいから無理そうやわ。」
なんて会話をすると、
「今度試着してみたら。」

後日持ってきてもらって、兼ねてから欲しかったのと
クオリティの高さで、タムとハットを即買わせてもらった。

その時点でタムの生産をお願いした。

ゲットしてから、タムとハットを愛用している。

今回のタム作成を依頼した経緯は、自分はタムを２０年以上着用している。
２０年前に買ったタムは糸が劣化し、最近では自然と千切れる。
それでも愛用していたが、そろそろ限界かと思い、良いタムを数年探していた。
タムを探している人はわかるかもしれないが、市場にはあまり良いタムはない。
そんな中、彼女が作るタムと出会った。
クオリティもすごく良く、ハンドメイドとは思えないクオリティだ。

タムの制作をお願いした理由。
タムのイメージは、レゲー、ラスタ、ルーツロック、さらにヒッピーや
サイケデリックカルチャーというイメージがある人も多いのでは？
自分としては、レゲーのイメージは勿論あるし、レゲーカルチャーが浸透している
PUNKの流れある。それらのカルチャーは勿論大好物でもある。

更に８０、９０年代のスケーターやパンクスがタムやベレーを
愛用していた流れを目にした。
それも刺激的だった。

ただ個人的な趣味でリリースしたいと思った訳ではない。

一番重要な要素。 OSAKA DAGGERSの面々だ。

自分がOSAKA DAGGERSの面々を見かけた時、
パンク、クラストのスタイルにタムを被っていて、
自分が好きなシーンとのリンクもあるが、自分の中のステレオタイプな
スケーターファッションに止まらない柔軟さを感じた。

今回のタムは、そんな自分が見たOSAKA DAGGERSの
『スケートボード X パンク』カルチャーという自分たちのバックボーンを表現できた
アイテムではなかろうか感じている。

それがタムを兼ねてからリリースしたかった理由だ。

そして、タム以外に拘ったのが付属のバッジ。
自分が育ったシーンにおいて、バッジは凄く大事で。
両者のロゴバッジを作成したのだが、ただのバッジにはしたくなかった。
タムを作成した際に出た一見ゴミに見える糸。

それをバッジに挟み込んだ。
勿論、バッジもDIY。だからこそできる技。

そんなバッジをアソートでタムに寄り添わせた。

今回の『SAYOYON GALLERY x WHEV -DIY ボーダー・クロシェタム-』の話はこれまで。
彼女作るアイテムは以下の通販サイトからチェックしてもらえる。
女性らしい感性が生みだしたクオリティの高い作品群。
是非チェックして貰いたい。
勿論、男性でも◎。
男性諸君は、この頭と顔のデカいメガネが既に試し済みだから説得力があると思って頂きたい。
兎に角、コラボしてくれたSAYOYON GALLERY、ありがとう!!

◆『SAYOYON GALLERY x WHEV -DIY ボーダー・クロシェタム-』の通販サイト

◆SAYOYON GALLERYの通販サイト

■SAYOYON GALLERYのINSTAGRAM ⇒ https://www.instagram.com/sayo_sayo_sayo/